何期かに分けて売っているマンションは いつ買うのが有利でしょうか?

A.情報収集を早くから行い、早い段階で見極める必要があります。

 

新築時に人気が高く、高倍率で売れたような新築マンションは、将来、中古で売り出したときも購入希望者が多く、売りやすいといえます。特に全住戸、万遍なく倍率がついて完売したようなマンションは値下がりしにくく、場合によっては値上がりすることも考えられます。したがって、l期目に即日完売したような新築マンションであれば、2期目の販売で申し込むというのはひとつの手でしょう。ただ、売主もそれはわかっているので、第1期で売り出す戸数を極端に抑え、「即日完売」を演出するケlスがあります。たとえば全部で100戸程度の物件で、売り出しが第5期や第6期に及、ぶのは疑問です。以前、全体戸数に対する第1期の適正売り出し戸数というのを計算したことがあります。第l期で売り出した戸数と、その後中古になったときの市場価格の相関関係を調べたのですが、たとえば100戸程度のマンションであれば第1期で却戸程度売り出すケースが中古市場でも値下がりが少ないという結果になりました。あまり細かく販売の期を分けて即日完売を続けるような物件は要注意でしょう。ただ、マンション市場ではこれから売れ行き好調な物件が多くなり、第l期の売れ行きを見てからというのでは遅いケ1スも出てきます。人気を集めそうな物件の場合、事前の相談会などで見込み客を集め、予定の価格表をある程度見せて、その反応を見て第1期を売り出すことがよくあります。つまり、見込客がついているところを第l期として売り出すので、第1期で売り出される住戸のほうがコストパフォーマンスが高く割安といえます。ですから、2013年から2014年にかけては、即日完売を確認してから買うというよりは、第l期での販売戸数が多い物件は第l期から申し込んだほうが条件のいい住戸を買うことができます。